愛犬の写真でプリントした特殊布で、大きめのリュックを作りました。
絵柄が自己主張ハンパ無く、ハデなので(笑)、その分、外観は少しばかりシックな色合いでまとめ、
男性(うちのオット)でも違和感無く持てる様に仕上げました。
前面はガバッ!と、大きく開口して使い易く、開くとポケットが配置され、小物収納もバッチリです。
奥には、本やパソコンなど収納して安定する様に、厚さ調整可能な間仕切りポケットも付けました。
内部の色は、外観に比して、若干カラフルになっています。
一部の布の選択が????(←直訳すると、、、チョット、ダサい、、、)なのは、実は理由があります、、、。
間仕切り厚さ調整用の赤いバンダナ柄は、写真のお犬様(笑!)が愛用していた散歩用の胴輪と同じ柄。
更には、内部と背面に配置したPUGの絵柄は、同じくお犬様の散歩用バッグと同じ絵柄です。
こんな、「想い出も全部封じ込め作戦」 が出来るのが、手作りオリジナルバッグの醍醐味ですよね!
多少ダサくても、OK~~~~!! だって、想い出いっぱいだもん。これぞ、the自己満足(笑)。
こちらはショルダーバッグ。 同じ型紙で色違いを、沢山作ってみました。
色が違うと、雰囲気が全然違って、とても面白いです。
ピンクの水玉は、バッグ実用としては余りにド派手ですが、お犬様(ミミ)の性格をイメージして作った物です。
ハチャメチャに弾けた、一筋縄ではいかないワンコでしたから、、、。
それにしても、バッグ沢山並べたら圧巻!! 見ているだけで楽しいです。 バッグの行進!!
ちなみに、この写真プリント布は、同じ絵柄でサイズ違いを、合計10枚注文させて頂きました。
地厚な綿帆布とは思えない程、繊細な染め上がり。
くっきり・ハッキリ・繊細ですが、手作業の色調整なので、一枚一枚に味が有ります。
バッグ加工前の染色布も、全部並べたら圧巻! テレビ局のモニター室か、電気屋さんのテレビ売り場か。
夢に出てきそうな(笑)、楽しい迫力です!
大事な家族の一員であるペットの写真で、是非一度、作ってみませんか?
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底・側面共に地厚な布を使いましたが、更にワザと切り返しを付けています。
この方法では底X側面の色合わせが楽しめるのは勿論ですが、何と言っても型崩れし難い効果があります。
(縫うのは厚くなって大変なんですがね、、、笑)。
写真プリントのバッグの片面は、あえて無地の帆布で仕上げました。
上記写真ではポップな配色で遊びましたが、勿論、単色帆布だけで無難に仕上げても素敵です。
TPO的に、写真プリント面が派手で目立ってしまう場面では、無難な色無地を表側に向ければ大丈夫!!
この方法なら、思いっ切り遊びゴコロ満載の「弾けたペット写真」での冒険すら、可能ですヨね(笑)。
ペットの写真を、大変美しい布地プリントに
仕上げて下さる、特殊染色の会社があります。
愛犬の写真を使った帆布バッグ製作の為に、
個人的にかなり探して、ようやく辿り着いた、
独自技法の貴重な染色会社です。
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バッグの布素材は、迷う事なく綿帆布!って
当初から決めていましたが、
いざ実際に調べてみると、、、苦戦しました。
何が苦戦か、、、と申しますと、
布素材によって染色し易さが大きく異なり
そもそも綿・麻・絹等の天然素材は
発色が不良の為、染色が非常に難しく、
初めから「出来ない」と断る会社さえ或る始末。
つまり、どんな素材でも同じ様に、簡単に、
何でも染めてもらえると思ったら、大間違い!
初めて知りました、、、(汗)。
更に、綿・麻・絹等の素材の違いだけでなく
布目の質感の違いも、当然、大事、、、。
帆布など、布目が粗く凹凸目立つ地厚生地に
繊細な絵柄(=写真など)を染色するのは
普通に考えても、難しいハズですよね。
下手すると、糸の太さよりも絵柄の方が
細かいんですから。
染まり易い素材・質感の布でよければ
ここまで探さなくてもネット検索されます。が、
この時、どうしても使いたかったのは綿帆布!
しかし、本気で探せば探す程に、
綿帆布での染色の難しさが解るばかり、、、。
何かの冗談? 心霊写真か? とさえ思う、
残念な発色の業者さんも(←ゴメンナサイ)。
やはり綿帆布では難しいな、、、と諦めかけた
そんな時に出会ったのが、この会社、
リアルテックスさんです。
リアルテックスさんは、独自の染色方法で、
他社では染められなかった天然素材ですら
大変美しく、味わい深く仕上げて下さいました。
仕上げの美しさは勿論ですが、
一つ一つの作業に対する真面目な姿勢が、
途中のメールのやり取りからもにじみ出る、
大変信頼のおける、優秀な会社です。
ただし、全てが手作業の工程ですから、
作業にはある程度の時間がかかり、
一度に量産しにくい面はあるようです。
色調整はじめ、非常に繊細な作業の連続で、
まさに職人のさじ加減。時間を要します。
しかし、お時間が相当かかる事も了解の上で、
その待ち時間もワクワク楽しみながら
じっくりと、お待ち頂ける様でしたら、
最高に味のある、愛着200%のプリント布に
仕上げて下さると思います。
ご興味のある方は、是非ともHPご訪問下さい。
(↑ ポチッとしてね。HPに飛びます)。
↑上から目線の発言で、スミマセン。
そういう性格だったパグ犬ですが、
決して悪気はありません(笑)。
永遠の16歳、ボス犬のミミです。
見慣れれば、とても美人です(笑)。